pg_config

Name

pg_config -- インストールしたバージョンのPostgreSQLの情報を提供します。

Synopsis

pg_config {--bindir | --includedir | --libdir | --configure | --version...}

説明

pg_config ユーティリティは、現在インストールしているバージョンの PostgreSQLのコンフィグレーションパラメータを提供します。 これは例えば、へッダーファイルやライブラリを見つけるための PostgreSQLのインターフェースとして、ソフトウェアパッケージによって 使われることを意図しています。

pg_configを使用するためには、次に示す1つ以上のオプションを指定します:

--bindir

ユーザ実行可能ディレクトリをプリントします。これは例えば、psql プログラムを見つけるために使います。これは通常、pg_config プログラムが存在するディレクトリでもあります。

--includedir

C と C++ のへッダーファイルのディレクトリをプリントします。

--libdir

オブジェクトコードライブラリのディレクトリをプリントします。

--configure

PostgreSQLをビルドするときにconfigure スクリプトに与えたオプションをプリントします。 これは、等しいコンフィグレーションのPostgreSQLを再構築 するためや、あるいは、ビルドされたバイナリパッケージのオプションを知る ために使うことができます。 (バイナリパッケージは、しばしば、ベンダー指定のカスタムパッチを含んでいる ことに注意してください。)

--version

PostgreSQLのバージョンをプリントして終了します。

1つより多いオプションが与えられた場合(--versionを除く)、 指定したオプションの順番に1行づつ情報をプリントします。