6.2. BKI コマンド

open テーブル名

より詳細な取り扱いを表示させるために テーブル名 のテーブルを開く

close [テーブル名]

テーブル名のテーブルを閉じる。 テーブル名 が開いていない時はエラーとなります。 もしテーブル名 が指定されていない時は、 現在開かれているテーブルを閉じます。

create テーブル名 (カラム1 = 型1 [, カラム2 = 型2, ...])

テーブル名 というテーブルを作成します。 その際、カッコ内にはカラム情報を入れます。

は必ずしもSQL環境でカラムが持ちうるものではありません。 それらはpg_attributeシステムカタログで決められます。 ここでの型はただ単に保管場所を確保するためにあります。 下記の型が使用可能となっています。 bool,bytea, char (1 バイト), name, int2, int2vector, int4, regproc, text, oid, tid, xid, cid, oidvector, smgr, _int4 (配列), _aclitem (配列). 配列型は要素型名のあとに[] のように書くこともできます。

Note: テーブルはディスク上でのみ作成され、システムカタログには自動的には登録されません。 したがって、pg_classpg_attributeなどに 適切な行が挿入されるまではアクセスすることができません。

insert [OID = oid値] (value1 value2 ...)

value1value2 などをカラム値として用い、新しいテーブルの行に値を挿入します。 また、oid値 は新しいテーブルのOIDとします。 もしoid値がゼロ(0)、または 節が省略された場合は次の有効なOIDが割り当てられます。

NULL は特別なキーワード、_null_を使うことにより使用できます。 スペースを含む値は二重引用符で囲みます。

declare [unique] index インデックス名 on テーブル名 using アクセスメソッド名 (オペレータークラス名 name1 [, ...])

インデックスをインデックス名という名前で テーブル名に作成し、 アクセスメソッドとしてアクセスメソッド名を使用します。 フィールドのインデックスはname1, name2 などと呼ばれ、また、使用されるオペレータークラスは オペレータークラス名1, オペレータークラス名2 などとそれぞれ呼ばれます。

インデックスの作成

既に定義されたインデックスを作成します。