著者: Isaac Wilcox <isaac@azartmedia.com> on 2000-06-16
集約関数は、複数の入力値から1つの結果を返す関数です。 集約関数の特別なシンタックスに関してはSection 1.3.4に 書かれています。その他の入門的内容はPostgreSQL Tutorialを ご覧下さい。
Table 4-22. 集約関数
関数 | 説明 | 備考 |
---|---|---|
AVG(expression) | すべての入力値の平均 | 下記のデータ型において、平均値を求めることができます。 smallint型、integer型、 bigint型、real型、double precision型、numeric型、interval型。 あらゆる整数型の入力の結果はnumeric型、 浮動小数点入力の結果はdouble precision型となります。 その他のものは、入力されたデータ型と同じ型となります。 |
COUNT(*) | 入力された値の数 | integer型 |
COUNT(expression) | expressionがNULLでない 入力された値 | |
MAX(expression) | すべての入力された値のexpressionの最大値 | すべての数、文字列、日付/時間データ型で使用できます。 結果は入力された型と同じです。 |
MIN(expression) | すべての入力された値のexpressionの最小値 | すべての数、文字列、日付/時間データ型で使用できます。 結果は入力された型と同じです。 |
STDDEV(expression) | 入力値の標準偏差 | 下記のデータ型において、入力値の標準偏差を求めることができます。 smallint型、integer型、 bigint型、 real型、 double precision型、 numeric型。 浮動小数点入力の結果はdouble precision型となります。 その他のものは、numeric型となります。 |
SUM(expression) | すべての入力された値のexpressionの和 | 下記のデータ型において、入力値の和を求めることができます。 smallint型、integer型、 bigint型、 real型、 double precision型、 numeric型、interval型。 あらゆる整数型の入力の結果はnumeric型、 浮動小数点入力の結果はdouble precision型となります。 その他のものは、入力されたデータ型と同じ型となります。型となります。 |
VARIANCE(expression) | 入力値の分散 | 分散は標準偏差の2乗です。サポートされるデータ型は同じです。 |
COUNT関数以外の関数は、列が選択されていなければ NULLを返すことに注意して下さい。特に、列がないSUM はゼロではなく、NULLを返します。