デュプレックスモード Web Technique
Last modified : 2007/04/11


イーサネットには、10Mbit/sや100Mbit/s、1000Mbit/sといった通信速度の違いのほかに、
「半二重(half-duplex)」や「全二重(full-duplex)」という「デュプレックスモード」の区別がある。

通常は、NIC(LANカード)の機能によるオート・ネゴシエーションによって通信モードや通信速度が決定される。
接続されているハブがリピータハブの場合や、ケーブルとNIC が全二重通信に非対応の場合などは半二重通信となる。
全二重を利用するには、スイッチングハブを利用するか、2台のPCを直接ケーブルで接続する必要がある。

Windows上から、使用中の通信モードを把握することは出来ない。スイッチングハブかNICのLED表示 (Fdx: Full-Duplex)から判断可能である。

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ネットワーク・インターフェイスの通信モードを変更する (@IT)

オートネゴシエーション (ネットワークエンジニアを目指して)
二重通信ミスマッチ【前編】――コンフリクトはなぜ起きるのか (TechTarget Japan)
二重通信ミスマッチ【後編】――コンフリクトはなぜ起きるのか (TechTarget Japan)