Note: このセクションは、現在Tutorialにある内容を元に少々改造してあるだけです。 今後内容を増やす必要があります。
サイト管理者はPostgresの インストール全般に渡って責任があるとはいっても、インストール内のいくつかの データベースはデータベース管理者と呼ばれる別の人に 管理をゆだねることが出来ます。この責任の付与はデータベースが作成された ときに発生します。 あるユーザに、データベース作成を行なう権限とユーザ登録を 行なう権限を明示的に付与することができます。両権現を持ったユーザは、 Postgres内でほとんどの管理作業を行なうことができますが、 デフォルトではサイト管理者とは異なって、オペレーティングシステム上での 同じような権限を持ちません。
管理者ガイドはこれらの話題についてより詳細に扱っています。
データベースはPostgres内から create databaseを発行することで作成されます。 createdbはコマンドラインユーティリティで、 Postgres外部から同じ機能を提供するものです。
どちらの方法もうまく行くためにはPostgres バックエンドが走っていなければなりません。また、コマンドを発行するユーザは Postgresのスーパユーザ、またはスーパユーザから データベース作成の権限を付与されている人でなければなりません。
コマンドラインからmydbというデータベースを作成するには
% createdb mydbのように入力し、psqlからの場合は
=> CREATE DATABASE mydb;と入力します。
データベースを作成する権限がなかった場合は以下のメッセージが出ます。
ERROR: CREATE DATABASE: Permission denied.
Postgresはある特定のサイトにおいて、 いくつでもデータベースを作成することを許しており、 その作成者は自動的に、作成したデータベースの管理者となります。 データベースは英文字で始まる32文字以内の名称に限られます。